プロフィール
ぶるぐり
buluguri

1976年生まれ
もうすぐ50代!
初心者向けに今からでもできる
資産形成を中心に発信しています。

buluguriをフォローする

資産の「取り崩し」って何から考えればいい?50代から知っておきたい基本の考え方

資産の取り崩し方(定額取り崩しと定率取り崩し)を解説するイメージ画像。右肩下がりのグラフとコインのイラスト 資産形成
50代から考えたい資産の取り崩し方

前回の記事では「配当金だけで年収300万円」を目指すには、実は思った以上に大きな元本が必要だという現実をお伝えしました。

配当金だけで年収300万円って、実際いくら必要?現実を知って分かった「長期投資」の本当の価値
「配当金だけで暮らせたら…」一度はそんな夢を描いたことはありませんか?私自身、つみたてNISAを始めてから「いつか配当金だけで生活できたら」と漠然と考えていました。でも実際に計算してみると、思っていた以上に高いハードルがあることが分かりまし...

そこで改めて見えてきたのが「長期投資で資産を育てつつ、必要なときに少しずつ取り崩して使う」という考え方です。今日は、その「取り崩し」について、基本的な考え方をさらっと整理してみたいと思います。

取り崩しとは、資産を「使いながら」育てること

「取り崩し」と聞くと、貯金を切り崩していくイメージで少し不安に感じる方もいるかもしれません。でも考え方としては、運用を続けながら必要な分だけ資産を売って生活費に充てる、というシンプルなものです。

全額を一度に現金化するわけではないので、残った資産は引き続き市場で運用され、増えていく可能性があります。

取り崩し方には大きく2つの方法がある

定額取り崩し

毎月・毎年「決まった金額」を取り崩す方法です。生活費の計画が立てやすい一方、相場が下がっている時期に取り崩すと、資産の減るスピードが速まってしまうという弱点があります。

定率取り崩し

資産残高に対して「決まった割合(%)」を取り崩す方法です。代表的なのが「4%ルール」と呼ばれる考え方で、資産の4%程度を毎年取り崩せば、長期的に資産が尽きにくいとされています。相場が悪い年は取り崩し額も自然と減るため、暴落リスクへの耐性はこちらの方が高いと言われています。

取り崩す「順番」も意外と重要

課税口座とNISA口座、両方に資産がある場合、どちらから取り崩すかでも結果が変わってきます。一般的には、非課税のNISA口座はできるだけ長く運用を続け、課税口座から先に取り崩していく考え方がよく紹介されています。

ただしこれは一概には言えず、ライフプランや資産配分によって最適な順番は変わります。このあたりは、また回を改めて詳しく解説したいと思います。

暴落のタイミングで取り崩すとどうなる?

取り崩しを始めた直後に大きな暴落が来てしまうと、資産が想定より早く減ってしまうリスクがあります。これは「収益率配列リスク」と呼ばれるもので、取り崩し期に入った人にとって特に注意が必要なポイントです。

対策としては、生活費の数年分を現金や安全資産として確保しておき、暴落時には取り崩し額を一時的に減らす、といった工夫が考えられます。

50代の今、いつから考え始めればいい?

結論から言うと、「取り崩しを始める年齢」よりも「取り崩し方を考え始める年齢」の方がずっと早くて良いと思っています。

退職や年金受給が視野に入る60代に向けて、50代のうちから資産配分や取り崩しのルールをシミュレーションしておくと、実際にその時が来たときに慌てずに済みます。15年という時間があれば、ルールを試したり、見直したりする余裕も十分にあります。

まとめ

今回は取り崩しの基本的な考え方をざっとご紹介しました。

・定額取り崩しと定率取り崩し、それぞれの特徴

・取り崩す口座の順番も重要なポイント

・暴落時のリスクには現金クッションなどで備える

・「考え始める」のは早いほど安心

次回は、これらをもう一歩踏み込んで、具体的なシミュレーションや実践的なルールの作り方を詳しくお伝えする予定です。 まずは今回ご紹介した「定額」と「定率」という2つの取り崩し方の違いと、「収益率配列リスク」という考え方だけでも頭の片隅に置いておくと、60代以降のマネープランを考えるときの土台になってくれるはずです。焦って結論を出す必要はないので、少しずつ自分に合ったルールを探っていきましょう。





※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました