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ぶるぐり
buluguri

AC克服、乳がん治療経験者です。
幼少期の親からの影響は、大人になってからも根強く残ってしまっていることが多いようです。
私の体験を発信することで、少しでも困っている方の助けになればと思っています。
どうぞよろしくお願いします(╹◡╹)

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心の奥にある本当の声に気づいていますか?

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こ こ ろ

〜抑圧された感情と向き合うということ〜

私たちは、日々さまざまな感情を抱えて生きています。

嬉しい、楽しい、悲しい、腹が立つ、寂しい……。

でもそのすべてを、素直に表に出せる人は、どれくらいいるのでしょうか。

特に子どもの頃から「いい子」であることを求められてきた人、

私のように母親から、直接的な言葉ではなく態度で感情を抑えられた人、

家庭や職場などで「感情を出すのはわがまま」と言われてきた人は、

知らず知らずのうちに「感じること」自体を我慢するクセがついているかもしれません。

■ 抑圧された感情は、どこに行くの?

「感じないようにしてきた」「怒りを見ないようにしてきた」

それらの感情は、消えてなくなるわけではありません。

ちゃんと心の中に「そのまま」存在しています。

そして、タイミングやきっかけ次第で、思いがけない形で噴き出してしまうことも。

たとえば、なぜか涙が止まらない。

ちょっとした一言で傷ついてしまう。

人との距離がうまくとれない。

自分の気持ちがわからなくなる。

私の場合は「自分の気持ち」があることが

そもそも分らない状態でした。

「自分」を出すのは悪だと思っていたんだと思います。

そんな私は定期的に感情を爆発させていました。

それは、抑え込んできた感情たちが「もう無視しないで」と叫んでいるサインだったのかもしれません。

■ 感情に「いい・悪い」はない

怒りも、悲しみも、嫉妬も、すべては自然な人間の反応。

本来は「生きるため」に備わっている大切なセンサーです。

それを「感じちゃいけない」「出しちゃいけない」と思い込んでしまうと、

自分の本音がわからなくなっていきます。

でも、大丈夫。

感情は、ひとつひとつ「感じてあげること」で癒されていきます。

■ 少しずつ、自分の気持ちに耳を傾けてみよう

感情を感じることに慣れていない人にとっては、

「自分の本当の気持ち」すら難しく感じるかもしれません。

そんなときは、こんなふうに問いかけてみてください。

私、本当はどう感じてる?

嬉しい?苦しい?なんでそう思うんだろう?

子どもの頃の私だったら、なんて言うかな?

私は毎朝鏡に向かって

自分に集中する時間を作っていました。

数分でもどこかに行ってしまった

自分の感情たちを自分の中に戻す行為

みたいなことを習慣としていました。

日記みたいなノートに

書き出すこともよくしていました。

頭の中では整理できない感情が、書くことで少しずつ整理されていきます。

■ 感情を感じることは「弱さ」ではなく「強さ」

抑圧してきた感情に気づき、それを少しずつでも認めていくこと。

それは決して「後ろ向き」な作業ではありません。

むしろ、自分自身との深い信頼関係を築いていく、力強い一歩です。

感情はあなたの「一部」であり、決して敵ではありません。

心の奥にしまいこんできた「本当の声」に、

優しく耳を傾けてみませんか?

きっと昨日よりも今日

今日よりも素敵な明日がやってくるはず

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