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デフレとインフレとは?資産運用で知っておきたい「お金の価値」の変化

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資産運用を始める前に、必ず知っておきたいのが「デフレ」と「インフレ」という経済の基本用語です。

この2つを理解しておくことで、「なぜ投資が必要なのか」が自然と見えてきます。

デフレとは?(デフレーション)

**デフレ(デフレーション)**とは、物価が下がり続ける状態のことを指します。

簡単に言うと、「同じお金で以前より多くのものが買える」状況です。

🔹デフレの特徴

  • 物の値段が下がる
  • 企業の売上・利益が減る
  • 給料が上がりにくくなる
  • お金の価値が相対的に高くなる(現金を持つメリットがある)

🔹デフレの例

例えば、100円で買っていたパンが90円に値下がりしたとします。

一見お得に感じますが、企業の利益は減り、従業員の給料も下がりやすくなります。

結果的に「景気が停滞」してしまうのがデフレの怖さです。

インフレとは?(インフレーション)

**インフレ(インフレーション)**とは、物価が上がり続ける状態のことです。

つまり、「同じお金で買える量が減る」=お金の価値が下がる、ということ。

🔹インフレの特徴

  • 物の値段が上がる
  • 給料も上がりやすい(ただし物価上昇に追いつかないことも)
  • 貯金の実質価値が下がる
  • 借金の負担が軽くなる(将来的に返すお金の価値が下がるため)

🔹インフレの例

毎年2%ずつ物価が上がると、10年後には同じ100万円で買えるものが約82万円分になります。

つまり、現金のままだと資産価値が目減りしていくということです。

資産運用にどう影響するのか?

デフレ・インフレは資産運用に直結します。

✅デフレ時の資産運用

  • 現金や預金の価値が上がる(リスク資産の価値は下がりやすい)
  • 株式や不動産は価格が下がる傾向
  • 「守りの資産運用」が中心に

✅インフレ時の資産運用

  • 現金の価値が下がるため「投資」が重要
  • 株式・不動産・金(ゴールド)など、実物資産や成長資産に強み
  • 長期でインフレを上回るリターンを目指す

なぜ今「インフレ対策」が必要なのか?

近年は世界的にインフレ傾向が続いており、日本も例外ではありません。

電気代・食品・日用品などの値上げが続いているのはその表れです。

もし貯金だけに頼っていると、10年後に実質的に資産が減っている可能性もあります。

だからこそ、資産を守る=インフレに負けない運用が大切になります。

これからの時代の資産運用ポイント

  • 現金だけに頼らず、資産を分散する
  • 株式・投資信託・金・外貨などを組み合わせる
  • 「長期」「積立」「分散」でリスクをコントロール
  • インフレに強い資産で、お金の価値を守る

まとめ

デフレでは現金が強く、インフレでは投資が強い。

今の日本が緩やかなインフレに進む中で、資産を「動かす力」を身につけておくことが、

これからの時代を生き抜く鍵になります。

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